こう考えている学生のあなたに向けて、「学生のうちに運転免許を取らないと後悔する理由」を解説します。
学生時代は勉強、バイト、サークルに忙しく、どうしても運転免許は後回しにしがちですよね。しかし、社会人になってから取得しようとするともっと大変。
学生のうちに運転免許を取らないと後悔してしまいます。その理由は以下の3つ。
- 社会人はまとまった休みが取れず、教習所に通いづらい
- 運転技術の習得は若いうちのほうが有利
- 教習所の受講生は学生が多いので、歳が離れていると馴染みづらい
それぞれ解説します。
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社会人はまとまった休みが取れず、教習所に通いづらい
教習所に通うには、まとまった時間が必要です。具体的には、最短で取得できる免許合宿であっても14日間(AT免許の場合)はかかります。
このまとまった時間を、社会人になってから捻出するのは難しいのです。
社会人の場合、仕事が終わったあとの夜間や休日に教習所に通うこととなります。これでは教習修了までに何か月もかかってしまいます。
しかも、技能教習では一日に受講できる時間に上限があり、教習を修了するまでの期限も決められています。なかなか教習所に通えなくて、タイムリミットに追われてしまうなんてことも・・・。
社会人だとなかなかスケジュールに融通が利かないのです。
もうひとつ面倒なのが、運転免許センターが平日しか稼働していないこと。
教習を終えて免許を発行してもらうには、免許センターに行く必要があります。しかし、免許センターの学科試験は、平日にしかやっていません。
平日勤務の社会人なら、免許センターに行くために休みを取らなければなりません。この点からも、会社に入社する前に運転免許を取ってしまいたいのです。
運転技術の習得は、若いうちのほうが有利
教習所では、習った技能がきちんと身についているか定期的にチェックを受けます。
技能のチェックで不合格になると、追加で補講を受けなくてはなりません。できれば一発でクリアしていきたいですよね。
教習では、初めて聞く用語やルールがたくさん出てきます。また、運転技能の練習も慣れないことの連続でしょう。
新しいことをスムーズに吸収するには、若い学生のうちが有利です。加えて、学生は普段から授業を受け慣れているため、学科講習を受けることも苦になりません。
新しいことを習うなら、学生のうちにやってしまったほうが習得が早いのです。
教習所の受講生は学生が多いので、歳が離れていると馴染みにくい
普通免許の講習受講者は、やはり18~22歳の学生が多いです。
大学のように生徒同士でグループワークをやるといったことはないのですが、やはり周りの受講生との年齢差がない学生のうちのほうが違和感を感じることなく教習所に通えるでしょう。
教習所で新たな友達を作ることもできるかもしれません。
また、自分も周りの人もみんな学生であれば、他の受講生がいる中で教官からダメだしされても、それほどメンタルにダメージを受けることはありません。自分だけ年上の環境でダメ出しされるのは、精神的にきついのです。
同じ境遇のひとが多い環境のほうが、精神的に楽でしょう。
早いうちから運転免許があると、メリットも多い
ここまで読んでいただいた方にも、「やっぱり、免許の必要性を感じない。都市部で生活していて車がなくても生きていけるし・・・」と感じる方はいらっしゃるかもしれません。
そこで最後に、早いうちから運転免許を取得するメリットを3つお伝えします。
運転できれば、行動範囲と人生の選択肢を広げることができる
たしかに公共交通機関が充実している都市部に住む人にとっては、運転免許がなくても生活できるかもしれません。
しかし、電車やバスの公共交通網で行くことができる範囲というのは、日本列島の国土全体でみるとごく一部にすぎません。車の運転ができれば、行動できる範囲が、格段に広がるのです。
仕事でもプライベートでも、「その気になれば日本全国どこでも行くことができる」という状態はあなたの人生の可能性を広げてくれます。
万が一、「運転免許を取得しても結局、運転する機会がなかった」となっても、運転免許を持っていて損することはないでしょう。
運転免許があれば、アウトドア趣味をもっと楽しめる
車を持っていると、キャンプやスキー、ゴルフといったアウトドアを趣味にできます。
これらのアウトドアの趣味は、道具がたくさん必要になります。それらを車なしで運ぶのは現実的ではありません。
荷物を積んで気の合う仲間と郊外に出かけるなら、やはり運転免許は必要になります。
将来的は運転免許さえあれば、カーライフを楽しめる世の中になる
最後の項目はちょっと番外編です。
これまで運転するためには、車を所有して、維持費を払って、駐車場を借りてとハードルが高かったです。しかし今では、レンタカーやカーシェアリングが急速に普及してきました。
これにより、運転免許さえ持っていれば気軽に運転できる世の中になってきています。
あと5年もすれば、カーシェアリングは一般的なものになっているでしょう。
このことから、たとえ車を買う予定がなくても、運転免許を持っておく意義があるのです。
運転免許をとるなら、学生のうちに取得してしまおう
「学生のうちに運転免許を取ってしまいましょう」ということでその理由を述べました。
先延ばしにせず早めに運転免許を取ってしまえば、あとは免許の更新だけで済みます。
もし、「何日も教習所に通うのが面倒だなー」と感じる学生の方は、2週間ほどだけ時間を空けて合宿免許で集中的に取ってしまいましょう。
以下の、リンク先から全国で開催されている合宿免許を検索することができます。
社会人になってから免許を取ろうとすると、制約が多くて面倒です。学生のうちに懸念事項をつぶしておきましょう。
今回は以上です。